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#2 ピンチとチャンスは表裏一体

「ピンチピンチ チャンスチャンス ランランラン♪」

僕の大好きなベストセラー作家、ひすいこたろうさんの本に書いてあった

言葉です。今日も朝から小雨でしたので、童謡「雨ふり」を思い出し、そこから

この言葉をおもいだしました。(ブログを書いている今は快晴です。)

4月5日は、僕にとって意識と行動の転機になった一日でしたので、当時を振り返

ってみます。

 

今から8年前、2012年4月5日18時20分頃、山口木工所に大きなピンチが

訪れました。突然の火事で工場と事務所が全焼してしまったのです。昼間、お盆の

納品に向けて、お塔婆用に大量の材料を運び終えていました。17時30分まで仕事

をし、当時住んでいたアパートに帰ったとき知人から一報をうけました。

「工場が火事だ。いまどこにいる?」と。。。。

急いで工場へ戻りましたが、すでに規制線がはられ、近くまでしか車では近づけません

でした。火事は約3時間後に鎮火しました。近所への延焼も、家族や関係者にも(野次

馬の皆さんにも)けが人がいなかったことが幸いです。

燃えてしまった機械の修理と入れ替え、建物の片付けを終わらせて、仕事が再開するまで

には約2ヶ月の時間がかかりました。この2ヶ月という時間、本当に長く感じました。

「たくさんの人に迷惑をかけてしまった。。。」

「明日からの仕事はどうしよう。。。」

「元に戻れるのだろうか。。。」

「JCも続けられないかも。。。」

「人生、もう無理かも。。。」

自分至上、最大級のネガティブ状態だったとおもいます。

しかし、お見舞いに来てくれた沢山の方々が

「大丈夫だよ。」

「なんとかなるよ。」

「おまえがしっかりしろよ。」

「諦めるなよ。」

「頼ってね。」

と、声をかけてくれるので出来る気がしてきたのです。

どうせだったら、いままでよりももっと良い状態にしてやると思えてきました。

結果、またイチから積み上げて行こうと意識がかわり、今度は自分の望むとおりに

進めていこうと行動が変わりました。

全部諦めてしまいそうなほど苦しかった火事というピンチを乗り越えて、今は毎日

ワクワクしながら仕事が出来ています。支えていただいた全ての方々に感謝すると同時に、

8年前の諦めなかった自分に向けて感謝したいと改めて感じた一日でした。

今日は記憶のアウトプットをしてみました。

 

全ての皆様にとって、今日も最幸の一日になりますように。